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麻裏草履(あさうらぞうり) 麻裏草履(あさうらぞうり)

ぞうりは鼻緒だけではく履物ですが、仕事以外で日常的にはかれている履物でした。写真のぞうりは、江戸時代に流行した麻裏草履とは材質が異なっていて、表はい草をあんだ普通のぞうりですが、裏に廃タイヤが縫い付けてあります。いわゆるゴム底とよばれるもののはしりといえます。当時、ゴムは大変貴重なものだったのでこの様に再利用され、また、ぞうりの耐久性も格段にあがりました。

昭和5年頃
24cm
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