防空頭巾(ぼうくうずきん)
第二次世界大戦中、子供から老人まで外出時に肌身離さずもっていなければならなかった頭巾です。空襲の際の落下物や飛び散った破片から頭部を守るために着用を義務づけられていました。手持ちの着物をほどき、中に綿を入れ作り直し、各家庭家族の人数分だけありました。
昭和15年ごろ