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行平鍋(ゆきひらなべ) 行平鍋(ゆきひらなべ)

取っ手とそそぎ口がついたフタつきの小型の土なべをいいます。土なべは熱が均一に伝わる上に厚手で冷めにくいので、とろ火でゆっくり煮るお粥(かゆ)などの料理に使われていました。また、フタが内側に落ち込こんでいるので吹きこぼれも少なく、そそぎ口から重湯(おもゆ)をとることもできました。フタは裏返せばちゃわん代わりにもなりました。

大正〜昭和中期
直径7cm x 高さ9.5cmと直径14.5 x 高さ10.5cm
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