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いずみ いずみ

現在のように、ごはんが炊きあがったらそのまま保温されているという便利な器具がなかった時代は、わらで編まれたいずみとよばれるふたつきのいれもの中に飯びつごと入れて、ごはんを保温していました。冬の間、この中に飯びつを入れておけば、朝に炊いたごはんでも、昼まではわずかにぬくもりが残っていました。もちろんこたつがあれば、飯びつごと布団の中に入れていました。

昭和初〜中期
直径38cm x 高さ28cm
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