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竹びつ 竹びつ

昔は日々の生活が忙しかったので、お米は一日に一回しか炊きませんでした。炊きあがったお米はおひつに移しますが、夏の間は普通の木のおひつよりも通気性がよく、お米がいたみにくい竹製のおひつを使っていましたた。しかし竹の目地にごはん粒がつまるという欠点もありました。そのためごはんをそのまま入れるのではなく、軽く洗ってから入れ、暗く涼しい軒下(のきした)などにつるしておき、次回の食事には雑炊(ぞうすい)などにして食べました。

昭和初〜中期
直径30.5cm x 高さ19cm
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