箱膳(はこぜん)
自分専用の四角い木の箱の中に食器がおさめられていて、食事の時はふたを裏返してお膳のようにして使いました。農家の一日は大変忙しく、食事の後は食器に湯をすすぎそれを飲み、湯を飲んだ後はぬぐって中におさめるだけで、現在のように毎回きれいに洗ったりすることはありませんでした。
大正〜昭和初期
一辺25.5cm