焙烙(ほうろく)
豆やお茶、ごまなどをいる時や、魚やモチを焼く時に使われていた素焼きの土器です。粘土を焼いただけのものなので、価格も安く、五徳(ごとく)やかまどに直接のせて使っていました。このため江戸では「ほうろく」というと、取るに足りないつまらないものの例えに使われていました。
大正〜昭和初期
直径39.5cm