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炭火アイロン 炭火アイロン

明治に入り、洋服とともに入ってきました。アイロンの底は、洋服のような複雑な構造の衣類の細かい部分まで届くようにと、先がとがっています。電気アイロンが一般的になるまで、火のしやこても使われ続けました。使い方は、胴の部分に炭を入れ、底を熱くして洋服のしわをのばしました。アイロンそのものが重く、自分の体重とアイロンの重さで「おさえつけて、のばす」というのが、アイロンがけでした。上につきでている円筒(えんとう)形のつつは煙を出すためのもので、側面についている空気穴で火力を調節しました。

高さ19cmと17cm
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