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置きごたつ 置きごたつ

「安全こたつ」「やぐらごたつ」ともいいます。掘(ほ)りごたつは部屋の中心に小さな炉(ろ)を作り、その中に炭をいれて木の枠組を置くため、部屋の決まった場所にしかおけませんが、置きごたつは持ち運びができて大変便利でした。木の枠組の中には土製の火入れがおかれ、その中に炭や豆炭(まめたん)をいれ、上からこたつ布団をかけて皆で手足をいれてあたたまりました。現在のように布団の上に台をおくことはありませんでした。

昭和初期
一辺37.5cm x 高さ35.5cm
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