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行火(あんか) 行火(あんか)

「ねこ火鉢」、「こたつ」ともいいます。行火もねこ火鉢もこたつも移動できる暖房器具で、中に炭火やたどんを入れて手足をあたためました。いすに腰をかけてふたの上に足をおいたり、湯たんぽのように布団の中に入れたり、大きなふとんをかけて四方から足をのばて、こたつの様にも使いました。電気こたつとともに電気行火が使われるようになると、消し炭を入れておく容器としても使われました。写真は黒い方がもっとも一般的に使われていた瓦製のもので、赤い方にはうさぎとたぬきが描かれている大変かわいらしいものです。

直径24cm x 高さ19.5cm
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