鯨尺(くじらじゃく)
和裁に使うものさしですが、その単位は1尺(約38センチ)を基準にして目盛がうってありますので、現在のセンチメートルの目盛のものさしとは異なります。もともとは鯨のひげで作られていたのでこの名前がついたといわれていますが、温度に左右されずのび縮みが少ない竹製のものが一般的です。また、鯨尺といえば、悪さをするこどもをピシャリとしかった女の刀でもありました。
昭和初〜中期
長さ50cm〜1m