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蚊帳(かや) 蚊帳(かや)

昔は網戸というような便利なものがなかったので、夏になると家中の窓や戸をあけはなしていました。そのため夜は蚊にさされないように3メートル四方の網のような蚊帳(かや)をつってその中で寝ていました。蚊帳の中に入る時は、蚊が入らないように蚊帳のすみをもってばっさばっさとふるい、周りの蚊を追いはらってから素早く中に入りました。写真は子供用の蚊帳で、天井からつるすものではなく、傘のように広げて床におくタイプのものです。

昭和35年頃
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