丸座(まるざ)
この上に網(あみ)をのせ、その上に桑の葉をのせて蚕がまゆを作るまで飼育しました。丸座は大正頃まで使われていましたが、次第に扱いやすい四角い角座(かくざ)へと移っていきました。カイコの季節が始まる前になると、川は、一家総出(いっかそうで)で丸座を洗う姿でいっぱいになりました。
大正
直径83cm