デジタル収蔵庫 閉じる

ほかい ほかい

木でできたフタつきのいれもので、表面には漆(うるし)がぬられています。漢字では「行器」、「外器」と書き、字からわかるように、もともとは食べ物を家から外に運び出す時に使ういれもので、天秤棒(てんびんぼう)の両端(りょうたん)にかけて運んでいました。平安時代にはすでに使われていたようですが、明治時代以降にはお祭りや婚礼(こんれい)などの祝いの席で使われるようになりました。

直径33cm x 高さ35cm
Copyright