扇(おうぎ)
扇はあおいで風をおこすだけでなく、正装したときの持ちものとして、また、祭りや神事、芸事の小道具として使われていました。また、その開いた形がいわゆる扇形で、末広(すえひろ)といわれるめでたいものとされたので、現在でも結納や年祝いの贈り物などによく使われます。写真は袋に寿恵廣(すえひろ)、扇に「喜」の文字がかかれています。
扇の長さ27.5cm