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祝いびつ 祝いびつ

お祭りや建て前(たてまえ)の時に、五穀(ごこく)、野菜、果物などのお供えを盛るいれものとして使ったり、神社の境内にやぐらを組み、そこにおもちを入れたひつをずらりと並べることもありました。祭事が終わると、やぐらの上から年男達が並べられていたおもちを参拝者(さんぱいしゃ)に向かって一斉になげました。写真のひつの底には「八劔社(はっけんしゃ)上棟式(じょうとうしき)記念 昭和拾壱(11)年」とかかれています。

昭和11年
直径46cm x 高さ24cm
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