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かご かご

江戸時代の交通手段で、人が中に入り、前後をかごかきと呼ばれる人がかついで移動します。かごには乗る人の身分や使う場所に応じて様々な形がありました。旅でかごを使う場合、出発地から目的地まで同じかごに乗るのではなく、宿場と宿場とのあいだを往復するかごを乗り継いで旅をするシステムになっていました。写真のかごは、時代も用途もはっきりしませんが、かごの中が美しく装飾されているので、女性が使ったものと思われます。

長さ250cm x 高さ103cm
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