押しずし作り具
昭和40年頃まで、お祭りというと各家庭で必ずおすしを作っていました。それぞれの家庭の味があり、こども達にとって大変なごちそうでした。長方形の箱に葉や竹の皮をしき、その上に酢飯(すめし)をつめ、ごはんの上にフナなどの小魚や野菜、たまご、とり肉などをのせて押しぶたで押し、両側から楔(くさび)をうちこんでかたくしめました。一晩おいて箱から取り出し、適当に切ってお客さんやとなり近所でふるまいあいました。
昭和中期
幅41cm x 高さ50cm