総
務
建
設
常
任
委
員
会
委
員
長
伊
藤
浩
当
常
任
委
員
会
は
、
11
月
6
日
、
7
日
に
委
員
8
人
と
職
員
3
人
で
、
静
岡
県
長
泉
町
と
藤
枝
市
を
訪
問
し
、
所
管
テ
ー
マ
に
関
す
る
視
察
研
修
を
行
い
ま
し
た
。
企
業
誘
致
と
ま
ち
づ
く
り
長
泉
町
【
視
察
地
の
概
要
】
長
泉
町
は
静
岡
県
東
部
に
位
置
し
、
面
積
が
約
26
・
6
裄
、
人
口
が
約
4
万
3
千
人
の
ま
ち
で
す
。
都
心
へ
の
交
通
ア
ク
セ
ス
が
良
く
、
便
利
で
暮
ら
し
や
す
い
た
め
、
今
後
も
人
口
増
加
が
見
込
ま
れ
て
い
ま
す
。
【
取
り
組
み
の
概
要
】
企
業
誘
致
で
は
、
県
立
静
岡
が
ん
セ
ン
タ
ー
な
ど
の
医
療
健
康
関
連
産
業
に
対
し
、
研
究
開
発
へ
の
利
子
補
給
制
度
が
設
け
ら
れ
、
開
発
費
に
は
優
先
採
択
と
税
額
控
除
と
い
っ
た
優
遇
制
度
を
提
案
し
て
い
る
と
の
こ
と
で
す
。
ま
た
、
物
流
サ
ー
ビ
ス
企
業
の
集
積
に
あ
た
り
、
イ
オ
ン
長
泉
ロ
ジ
ス
テ
ィ
ク
ス
セ
ン
タ
ー
の
進
出
に
対
し
、
基
盤
整
備
等
の
支
援
を
行
っ
た
と
の
こ
と
で
す
。
ま
ち
づ
く
り
で
は
、
自
然
・
文
化
ふ
れ
あ
い
拠
点
、
産
業
集
積
拠
点
、
沿
道
拠
点
、
健
康
づ
く
り
拠
点
、
に
ぎ
わ
い
交
流
拠
点
と
い
う
5
つ
の
拠
点
を
定
め
、
計
画
的
に
進
め
て
見
え
ま
す
。
【
所
感
】
企
業
誘
致
で
は
新
製
品
等
開
発
事
業
に
補
助
金
を
出
し
て
お
り
、
ま
ち
づ
く
り
で
は
商
工
会
と
連
携
し
、
長
泉
ブ
ラ
ン
ド
認
定
品
マ
ッ
プ
の
発
行
を
さ
れ
て
い
る
点
を
、
特
に
見
習
い
た
い
と
感
じ
ま
し
た
。
交
通
安
全
対
策
藤
枝
市
【
視
察
地
の
概
要
】
藤
枝
市
は
静
岡
県
の
中
部
に
位
置
し
、
面
積
が
約
1
9
4
裄
、
人
口
が
約
14
万
6
千
人
弱
で
あ
り
ま
す
。
サ
ッ
カ
ー
が
盛
ん
で
、
日
本
代
表
の
主
将
を
務
め
た
長
谷
部
誠
選
手
を
輩
出
し
た
地
で
も
あ
り
ま
す
。
【
取
り
組
み
の
概
要
】
高
齢
者
向
け
の
取
り
組
み
で
は
、
65
歳
以
上
の
方
を
対
象
に
、
自
動
車
学
校
で
シ
ミ
ュ
レ
ー
タ
ー
を
使
っ
た
、
自
動
車
運
転
体
験
を
含
む
講
習
会
を
開
催
し
て
見
え
ま
す
。
中
学
校
等
で
は
プ
ロ
の
ス
タ
ン
ト
マ
ン
が
交
通
事
故
を
リ
ア
ル
に
再
現
す
る
こ
と
で
、
受
講
者
は
事
故
の
「
怖
さ
」
を
体
感
し
、
交
通
ル
ー
ル
を
守
る
大
切
さ
や
無
謀
運
転
の
危
険
性
を
学
ぶ
こ
と
が
で
き
ま
す
。
高
校
で
は
バ
ー
チ
ャ
ル
リ
ア
リ
テ
イ
(
以
下
V
R
)
を
活
用
し
た
教
室
を
開
催
し
、
自
転
車
事
故
の
特
徴
的
事
例
を
、
代
表
3
人
が
V
R
で
疑
似
体
験
し
、
他
の
生
徒
は
大
型
ス
ク
リ
ー
ン
を
見
な
が
ら
追
体
験
し
、
交
通
安
全
意
識
の
向
上
を
図
っ
て
見
え
ま
す
。
交
通
安
全
対
策
の
補
助
事
業
で
は
、
ド
ラ
イ
ブ
レ
コ
ー
ダ
ー
の
購
入
費
補
助
等
が
あ
り
、
購
入
費
及
び
設
置
費
の
2
分
の
1
以
内
で
、
上
限
が
3
千
円
と
の
こ
と
で
す
。
【
所
感
】
交
通
安
全
教
室
の
シ
ミ
ュ
レ
ー
タ
ー
を
使
っ
た
自
動
車
運
転
体
験
及
び
プ
ロ
の
ス
タ
ン
ト
マ
ン
や
V
R
を
活
用
し
た
も
の
は
効
果
的
で
あ
り
、
ド
ラ
イ
ブ
レ
コ
ー
ダ
ー
購
入
・
設
置
費
用
の
補
助
も
、
ぜ
ひ
取
り
入
れ
た
い
と
感
じ
ま
し
た
。
文
教
福
祉
常
任
委
員
会
委
員
長
鈴
木
義
彦
当
常
任
委
員
会
は
、
11
月
14
日
、
15
日
に
委
員
7
人
、
と
職
員
2
人
で
香
川
県
坂
出
市
と
高
松
市
を
視
察
し
ま
し
た
。
認
知
症
初
期
集
中
支
援
事
業
及
び
市
民
後
見
人
養
成
・
活
動
支
援
坂
出
市
【
視
察
地
の
概
要
】
坂
出
市
は
人
口
約
5
万
1
千
人
、
本
州
と
四
国
を
結
ぶ
鉄
道
網
及
び
高
速
道
路
網
の
要
衝
と
し
て
地
の
利
を
活
用
し
、
人
口
減
少
の
克
服
と
地
域
力
の
向
上
を
図
る
た
め
の
各
種
施
策
を
展
開
さ
れ
て
い
ま
す
。
【
取
り
組
み
の
概
要
】
認
知
症
初
期
集
中
支
援
事
業
で
は
、
認
知
症
の
方
が
、
よ
り
よ
く
生
き
て
い
く
環
境
整
備
の
た
め
に
、
認
知
症
サ
ポ
ー
タ
ー
養
成
講
座
・
フ
ォ
ロ
ー
ア
ッ
プ
研
修
等
の
開
催
を
始
め
、
地
域
包
括
支
援
セ
ン
タ
ー
に
よ
る
普
及
啓
発
活
動
や
、
複
数
の
専
門
職
か
ら
な
る
認
知
症
初
期
集
中
支
援
チ
ー
ム
が
、
家
族
の
訴
え
等
で
認
知
症
が
疑
わ
れ
る
人
や
認
知
症
の
人
及
び
そ
の
家
族
を
訪
問
し
、
家
族
支
援
な
ど
の
初
期
支
援
を
包
括
的
、
集
中
的
に
行
い
、
自
立
生
活
の
サ
ポ
ー
ト
や
、
定
期
的
な
検
討
委
員
会
を
開
催
し
て
い
る
と
の
こ
と
で
し
た
。
次
に
市
民
後
見
人
養
成
・
活
動
支
援
で
は
、
平
成
18
年
か
ら
成
年
後
見
制
度
利
用
支
援
事
業
を
実
施
し
、
香
川
県
社
協
が
人
材
養
成
研
修
を
行
っ
た
が
22
年
ま
で
市
民
後
見
人
の
選
任
実
績
は
な
か
っ
た
と
の
こ
と
で
す
。
23
年
頃
か
ら
申
し
立
て
件
数
が
増
加
し
、
後
見
候
補
者
の
確
保
が
困
難
に
な
り
、
同
年
に
国
の
モ
デ
ル
事
業
に
取
り
組
ん
だ
と
の
こ
と
で
す
。
市
民
後
見
人
の
活
動
支
援
は
、
市
成
年
後
見
セ
ン
タ
ー
と
の
連
携
や
同
セ
ン
タ
ー
が
市
民
後
見
人
へ
の
支
援
を
行
っ
て
お
り
、
25
年
か
ら
30
年
ま
で
延
べ
14
人
を
選
任
で
き
た
と
い
う
こ
と
で
し
た
。
【
所
感
】
認
知
症
初
期
集
中
支
援
チ
ー
ム
が
発
足
す
れ
ば
、
認
知
症
の
人
が
必
要
な
ケ
ア
を
受
け
る
こ
と
が
で
き
る
だ
け
で
は
な
く
、
そ
の
家
族
の
方
が
チ
ー
ム
に
関
わ
れ
る
こ
と
に
よ
り
、
認
知
症
を
正
し
く
理
解
し
、
介
護
の
仕
方
や
関
わ
り
方
を
学
び
、
相
談
し
や
す
い
関
係
が
構
築
で
き
る
の
で
は
と
感
じ
ま
し
た
。
ま
た
、
市
民
後
見
人
制
度
に
つ
い
て
は
、
成
年
後
見
人
養
成
に
は
時
間
が
か
か
る
た
め
、
受
任
者
不
足
と
な
ら
な
い
よ
う
に
、
成
年
後
見
人
バ
ン
ク
な
ど
の
設
立
を
早
期
に
行
い
、
登
録
者
の
確
保
を
す
べ
き
で
あ
る
と
感
じ
ま
し
た
。
た
か
ま
つ
ミ
ラ
イ
エ
高
松
市
【
視
察
地
の
概
要
】
高
松
市
は
人
口
約
42
万
人
を
擁
し
、
さ
ら
に
高
松
市
を
中
心
と
す
る
都
市
圏
の
人
口
は
約
84
万
人
、
香
川
県
の
人
口
百
万
人
の
過
半
数
に
達
す
る
四
国
最
大
の
都
市
圏
を
形
成
し
て
い
ま
す
。
【
見
学
施
設
の
概
要
】
子
ど
も
を
中
心
と
し
た
幅
広
い
世
代
が
交
流
で
き
る
施
設
と
し
て
28
年
11
月
に
市
の
中
心
部
に
作
ら
れ
た
複
合
型
施
設
、
た
か
ま
つ
ミ
ラ
イ
エ
を
見
学
さ
せ
て
い
た
だ
き
ま
し
た
。
こ
の
施
設
は
、
科
学
を
中
心
と
し
た
体
験
事
業
な
ど
、
子
ど
も
の
た
め
の
施
策
・
事
業
を
実
施
す
る
「
こ
ど
も
未
来
館
」
を
中
心
に
「
夢
み
ら
い
図
書
館
」
「
平
和
記
念
館
」
「
男
女
共
同
参
画
セ
ン
タ
ー
」
と
4
つ
の
施
設
で
構
成
さ
れ
て
お
り
、
「
未
来
」
と
「
家
」
を
掛
け
合
わ
せ
る
こ
と
に
よ
り
、
「
自
宅
の
よ
う
に
和
や
か
で
安
心
し
て
利
用
で
き
る
夢
の
あ
る
施
設
」
と
し
て
市
民
に
愛
さ
れ
、
広
く
活
用
し
て
い
た
だ
き
た
い
と
い
う
願
い
が
込
め
ら
れ
て
い
る
そ
う
で
す
。
【
所
感
】
本
町
で
は
成
長
段
階
に
合
わ
せ
た
子
育
て
支
援
は
行
っ
て
い
る
も
の
の
、
子
ど
も
た
ち
の
学
び
・
遊
び
・
交
流
の
場
所
に
つ
い
て
は
施
設
の
場
が
そ
れ
ぞ
れ
離
れ
て
い
る
の
で
、
今
後
本
町
に
お
い
て
も
子
ど
も
た
ち
を
中
心
と
し
た
、
幅
広
い
世
代
の
人
々
が
交
流
で
き
る
複
合
的
な
施
設
が
必
要
で
あ
る
と
感
じ
ま
し
た
。
議
会
広
報
常
任
委
員
会
委
員
長
大
竹
伸
一
当
常
任
委
員
会
は
、
7
月
10
日
に
全
国
町
村
議
会
議
長
会
が
主
催
す
る
町
村
議
会
広
報
ク
リ
ニ
ッ
ク
に
、
委
員
長
ほ
か
5
人
の
委
員
と
事
務
局
1
人
で
参
加
し
、
伝
わ
る
議
会
広
報
の
企
画
と
編
集
と
い
う
テ
ー
マ
で
、
デ
ザ
イ
ン
の
原
則
を
意
識
し
た
議
会
広
報
づ
く
り
に
つ
い
て
の
研
修
と
、
参
加
町
村
の
広
報
誌
を
用
い
た
ク
リ
ニ
ッ
ク
を
受
講
し
ま
し
た
。
町
村
議
会
広
報
ク
リ
ニ
ッ
ク
東
京
都
【
研
修
の
概
要
】
デ
ザ
イ
ン
に
つ
い
て
は
、
そ
の
原
理
原
則
で
あ
る
、
ま
と
め
る
(
近
接
)
、
そ
ろ
え
る
(
整
列
)
、
強
調
す
る
(
コ
ン
ト
ラ
ス
ト
)
、
繰
り
返
す
(
反
復
)
と
い
っ
た
こ
と
に
つ
い
て
、
名
刺
や
チ
ラ
シ
な
ど
の
具
体
例
を
用
い
て
解
説
が
行
わ
れ
ま
し
た
。
全
体
的
な
講
義
を
終
え
た
後
、
ク
リ
ニ
ッ
ク
が
行
わ
れ
、
前
半
の
講
義
内
容
を
踏
ま
え
、
縦
横
の
位
置
が
そ
ろ
っ
て
い
る
か
、
見
出
し
の
フ
ォ
ン
ト
・
色
、
枠
の
太
さ
・
色
が
一
貫
し
た
も
の
に
な
っ
て
い
る
か
、
写
真
や
図
と
本
文
の
説
明
が
近
く
に
あ
る
か
、
重
要
な
こ
と
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適
切
に
強
調
さ
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て
い
る
か
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い
っ
た
デ
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イ
ン
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原
則
の
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点
に
立
ち
、
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町
村
議
会
広
報
紙
デ
ザ
イ
ン
を
検
討
す
る
も
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で
し
た
。
【
所
感
】
今
回
の
研
修
で
学
ん
だ
内
容
を
踏
ま
え
、
少
し
で
も
多
く
の
住
民
の
方
に
手
に
と
っ
て
読
ん
で
い
た
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け
る
よ
う
な
紙
面
づ
く
り
が
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よ
う
に
、
委
員
一
同
、
一
層
努
力
い
た
し
ま
す
。
令和元年度
視察研修
報告
各常任委員会が行った
視察研修を
各委員長が報告します
平成31年3月号を題材に研修を受けました
たかまつミライエには子育て支援施設や図書館の他に
プラネタリウムもありました
興味深い話をいろいろ聞くことができました
おおぐち議会だより No.223
令和2年1月24日発行
おおぐち議会だより No.223
令和2年1月24日発行
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