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7 ヘリコバクター・ピロリ抗体及びペプシノゲン検査
(1)目的
ヘリコバクター・ピロリ感染の有無とペプシノゲン判定による胃粘膜の萎縮度を調べ、
胃がんや胃潰瘍、慢性萎縮性胃炎などの胃疾患に罹るリスクを分類することで、必要
な検査や治療につなげ胃がんの予防を図る。
(2)対象
40歳以上の者
*ただし、下記に該当するものは除く。
・勤務先等で検査を受ける機会のある者
・過去に大口町が実施する同検査を受けたことがある者
・ピロリ菌除菌治療を受けたことがある者
・食道・胃・十二指腸に関する疾患で治療中または手術歴のある者
・明らかな上部消化器症状があり胃や十二指腸の疾患が強く疑われる者
・プロトンポンプ阻害薬を服用中もしくは2か月以内に服用した者
・腎不全及び腎機能障害の者
(3)実施場所
大口町内委託医療機関
(4)実施期間
平成30年7月2日~10月31日
(5)内容
問診、血清ペプシノゲン検査、血清ヘリコバクター・ピロリ抗体検査
(6)受診者数 (人)
年度
受診者数
A群
B群
C1群
C2群
28年度
40
29
5
6
0
29年度
43
30
9
3
1
30年度
31
22
6
3
0
A 群:健康な胃粘膜で、胃疾患の危険度は低い。
B 群:消化性潰瘍など胃疾患の危険がある。(胃がんが発生することもある。)
C1群:胃がん、胃ポリープなど胃疾患の高危険群。
C2群:胃がん、胃ポリープなど胃疾患の、より高危険群。