4 目標又は改善策に対する取組内容
(1) 収納率の向上
収納強化月間や短期保険証更新時において、税務課との連携による納税相談を
実施した。
納税相談案内 年2回(1月、7月 他は、短期保険証更新時に実施)
収納強化月間 年3回(5月、8月、12月)
(2) 医療費抑制のための取組
ア 国保連合会の支援を受け、重症化予防事業に取り組み、事業に関しての体制づ
くりを行い、
「実施手引き」を作成した。また、実施手引きにはヘモグロビンA1
cの値の階層ごとに実施する方法や医療機関との連携方法を明記した。
イ 柔道整復師による施術の療養費について、12月に郵送による状況調査を実施
した。
(3) 特定健康診査受診率・特定保健指導率の向上
健診未受診者に対し、9月に受診勧奨ハガキによる案内を行った。12月には4
0~64歳の方に、受診勧奨チラシと職場での健診のデータ提供依頼文を同封した。
特定保健指導については、対象者に対し講座の案内文を返信形式にし、参加意向
を確認した。
5 成果及び評価
(1) 収納率の向上
納税相談を実施することで、納税資力の有無及び滞納原因を把握するなど生活状
況等の確認ができた。また、早期滞納解消に向けて納税することへの動機付けを行
うことに努め、滞納整理を実施した。さらに、滞納者の負担軽減を図るため、複数
年度にわたり滞納が生じているものについては、延滞金抑制の観点から過年度分の
納付から優先して取り組み、過年度分の収納率が1.2ポイント向上した。
現年度分については、滞納初期の段階で接触を試みたことで概ね昨年度並みとな
った。
(2) 医療費抑制のための取組
ア 重症化予防事業を、健康生きがい課と戸籍保険課の事業として位置づけた「実
施手引き」に基づき、対象者に対して訪問等を実施することができた。また、事
業の実施にあたっては、医療機関と連携できる連絡票の活用について、尾北医師
会へ協力依頼し、承諾を得ることができた。
イ 柔道整復師の施術内容について、10件調査し、すべての回答があった。調査
結果からは、適正な施術がされていることが確認できた。
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