事業番号 3 
事業名 松江市姉妹都市提携事業 

款 

2 総務費 

予 算 額 

5,005,000円 

決 算 額 

4,439,260円 

項 

1 総務管理費 

 

国・県支出金 

0円 

使用料等 

0円 

目 

2 政策推進管理費 

繰入金 

0円 

地方債 

0円 

 

11 松江市姉妹都市提携事業 

その他 

462,370円 

一般財源 

3,976,890円 

総合計画 

体  系

 

基本目標 

4 人の知恵・技・情報が活きる元気コミュニティを創造する 

基本政策 

3 多文化共生・交流・平和 

 

1 目的 

   平成27年8月29日、国宝松江城を築城した松江開府の祖、堀尾吉晴公の生誕地 

が大口町であるというご縁で、松江市と姉妹都市提携を結んだ。 

 400有余年にわたるご縁を受け継ぎ、両市町において産業、歴史、文化、教育 

など幅広い分野における友好と親善を深め、官民を超えた更なる両市町の発展を目 

指す。 

 

2 平成27年度までの経過又は課題 

 これまで、両市町の間では、

「堀尾史蹟顕彰会」や、

「松江湖城ライオンズクラブ」 

と姉妹提携を結んだ「丹羽ライオンズクラブ」が、松江城内にある松江神社の例大 

祭、円成寺で催される堀尾祭に毎年、出席されるなどし、堀尾氏が繋ぐご縁を大切 

に民間交流を積み重ねてこられた。 

 こうした民間での交流に加え、行政間における情報交換や施策交流の検討を進め 

ていた折、平成27年7月、松江城が国宝に指定されたことが契機となって、同年 

8月、大口町としては初めての『姉妹都市提携』を松江市と結ぶこととなった。 

 この姉妹都市提携を機に、本町で開催した「ふれあいまつり」には松江市から松 

江観光協会や鉄砲隊を始め、多くの皆さんに来町いただいた他、松江市の「共創・ 

協働マーケット事業」の視察に町職員と大口町NPO登録団体が現地に赴くなど、

両市町の様々な事業を通して行政・まちづくり団体・市町民間の交流が図られた。

 

 

3 目標又は改善策 

両市町の市民・職員が積極的に情報交換や意見を交わし、

「歴史」や「ご縁」を感 

じながら幅広い分野で友好と親善を深め、

「未来に向けたまちづくり」に繋げる。 

 

 

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秘書広報課 

4 目標又は改善策に対する取組内容 

   平成28年4月に開催された「金助桜まつり」では、姉妹都市提携記念として、

 

松江市長をはじめ、松江市より多くの方に来町いただき、松江観光大使の委嘱状 

伝達式や、堀尾跡公園姥堂北側に桜(エドヒガン)を記念植樹した。 

また、平成29年1月17日、堀尾吉晴公の生涯 

  を明らかにする研究を進めることを目的に、松江市 

・安来市・大口町の間で「堀尾吉晴公共同研究会」 

を設立した。今後は、他の関係市町にも声をかけ、 

平成32年度を目標にPR資料を作成し、NHKの 

大河ドラマでの放映を目指す他、自治体が連携して 

取り組むことで2市1町のさらなる交流を促進する。 

 

<平成28年度主な交流事業> 

(1) 踊りを通じた交流

  ~松江だんだん夏踊り・やろ舞い大祭~ 

「踊りを通じた市民活動・市民交流の推進」を目標としたイベント『松江だん

 

  だん夏踊り』に、本町から、踊り手1チーム・21名が参加した。 

翌9月には、本町で開催の『やろ舞い大祭』に松江市から踊り2チーム・27 

名と、

「まつえ若武者隊」が参加。両市町で踊りを通じた交流ができた。 

 

(2) 人事交流事業

 

   平成28年11月から1ヶ月間、地域振興課職員1名を松江市へ派遣した。 

職員は、

「松江市の共創のまちづくりや公民館活動、松江市役所内での業務など 

様々な経験を通して大口町との違いを知ったとともに、外から見た大口町の良さを 

再確認することができた。

」と当時を振り返り述べた。 

はじめての環境での職務遂行と、松江市職員の方々や地域の皆さんとの交流は、

見聞を拡げる機会となり、一定の成果が得られた。 

 

(3) 松江水燈路への参加

 

   手作り行灯の暖かい光で松江城下の幻想的な景色が醸し出されるお祭り「松江水 

燈路」に、大口町から132点の行灯が参加した。また、10月の祭り当日には大 

口町から6名が現地に出かけ行灯展示及び撤収ボランティアに参加し、松江水燈路 

の魅力を実感したことにより、我が町の魅力や故郷への想いを発信する「大口版 

水燈路」の構想へとつながった。 

 

5 成果及び評価 

   イベント等に参加していただくことで、町民のみなさんに松江市との姉妹都市 

提携の周知と、両市町の住民及び行政間の情報共有と交流を図ることができた。 

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