3-2-4 (3) 

福祉こども課 

(3) 幼稚園と保育園で策定した「毎日家庭で行える子育て3か条」を、様々な機会

に啓発し、親子での心地良い時づくりに寄与するよう努める。また、健康生きが

い課と連携を取って進める食育の中で「早起き、早寝、朝ごはん!」を推奨しつ

つ、小学校就学に向けて生活リズムを整えることなどの働きかけをし、子育て家

庭への支援を更に進めていく。 

 

4 目標又は改善策に対する取組内容 

(1) 北保育園の建設に伴い限られた園庭での遊びとなることから、自然とのふれあ

いや体力作りの面で工夫が必要であると感じたため、3園合同運動会(体力作り

面)や年長児の里山遠足(自然とのふれあい)を実施した。里山遠足では、体を

思いっきり動かす楽しさや自然の中で木々に触れることに加え、木の運搬作業を

体験するなどして、普段味わうことのできない活動を行った。 

(2) 各保育園で木育に関する取組内容を話し合い「郷土愛と木育(南保)

「異年齢

児の関わりの中での木育(西保)

「建設と木育(北保)

」と各園でテーマを定め年

間計画を作成した。また、3園共通の取組である年中親子マイ箸づくりについて

も継続実施し、保護者とともに園児の成長を実感できるよう配慮した。 

(3) 親子での心地よい時づくりに寄与するよう「毎日家庭で行える子育て3か条」

の啓発及び配布を入園式や保育参観、園庭開放といった機会に行った。小学校就

学に向けた子育て家庭への支援として、食育の中で「早起き、早寝、朝ごはん!」

を園児に指導するとともに、食育だよりや園だよりで生活リズムを整える大切さ

を保護者にも伝えた。また、健康生きがい課との連携で、保育園と学校との統一

給食にも取り組んだ。 

 

5 成果及び評価 

(1) 3園合同運動会は、昨年に続いて2回目であることから、子どもも保護者も積

極的に参加でき、大きな喜びや達成感、体力作りの成果を得ることができたと感

じている。また、里山遠足では、山の散策や木の運搬作業体験など、貴重な体験

をすることで子どもたちの思い出に残る内容になったと評価している。 

(2) 各園で作成した木育に関する年間計画に基づき実施した内容については、子ど

もの学びや体験の成果としてまとめ、保育士内で共有することができた。しかし

ながら、保護者に対しての周知といった面に関しては、継続事業である年中親子

マイ箸づくりに留まった感があり平成29年度への課題であると認識している。 

(3) 「毎日家庭で行える子育て3か条」の啓発により、子育ての基本部分が理解さ

れるようになり、子どもたちからも親との関わりを嬉しそうに話す姿が増えてき

たと感じている。食育については、健康生きがい課とも連携をとりながら、食育

指導や統一給食にも取り組んだ結果、食事を通して生活リズムを整える大切さや

家族の繋がり等もみえてきたと評価している。 

 

−84−