学校給食センター

4目標又は改善策に対する取組内容

他市町の給食の配送回収業務を行っている運送会社の担当者にヒアリングを行う

と共に見積書の徴収をして配送回収業務の民間委託について検討した。

給食の残菜量を減らす取り組みとして、毎日、日常点検表に学校ごとに残菜量を記

録した。また、6月と11月にそれぞれ5日間、主食と牛乳を含めて残菜量調査を行
った。

学校給食における地産地消の推進は、農業生産団体に可能な限り地場産物の提供を

お願いした。

学校給食栄養報告の充足率を国が示した学校給食摂取基準を充たすために、鉄分強

化食品(デザート類・ふりかけ)や食物繊維を補う食品(海藻類・果物・イモ類)を

1年間の給食で計画的に使用した。

5成果及び評価

今年度は、臨時職員(調理員と配送員)の病気や家庭の事情による急な退職があり

調理員と配送員のやり繰りに苦慮した。そのため、臨時職員を募集したが、中々応募
者がなかったため手書きの募集のポスターを柏森駅、役場、健康文化センター等の掲
示板に貼るなどして周知をした結果、調理員については、年度末に定員に達した。

給食センターの運営管理のあり方を検討する中で、配送回収業務のみを民間委託す

ることは、費用対効果の面で問題があり、調理業務も含めて業者委託にすることも視
野に入れて今後取り組んで行きたい。

給食の残菜量を月ごとに集計して、献立委員会で各小中学校の給食指導の先生に残

菜量を報告すると共に、給食センターの栄養教諭と学校栄養職員が、小中学校の給食
時間に訪問して給食の大切さを児童・生徒に教え残菜量の減少に努めた。

学校給食に使用した地場産物の品目数は、昨年度と同じ6品目であった。
学校給食摂取基準を充たすために、鉄分や食物繊維を補う食品を1年間の給食で計

画的に使用したことにより、国が示した学校給食摂取基準に近づけることができた。
また、冬場(11月から3月まで)に週1回程度牛乳の素をつけることにより、飲み
残しの牛乳を減らし、カルシウムを補うことに努めた。

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