図書館
236,321冊から、平成29年度238,931冊となり、2,610冊増加し
た。平成21年度をピークに減少を続けていた利用者数が、平成27年度下半期から
上昇に転じ、年間の利用者数が2年連続で増加したことは、各種の取り組みの方向性
が間違っていなかった結果ではないかと考える。
特集コーナーについては、利用者に大変好評で特集コーナーに展示した本がほとん
ど貸し出されて残っていないってしまうという状況が多くみられた。図書館から利用
者への新たな本の提案という目的は達成できていると考える。
おはなし会の参加者は、昨年度と比べると約100名の増加であった。特に名古屋
経済大学の学生の劇は100名を超える参加者があり、大変好評であった。また、プ
ラネタリウムについても上映回数を増やしたこともあり、昨年度と比べると20名の
増加であった。
今年度新たに開催した「親子で絵本を楽しもう!」は児童センターとの共同開催で
あったが、大変多くの方に参加していただき、親子で絵本を読んでいる姿を見ている
と、読み聞かせの楽しさ、大切さを体感してもらうという当初の目標は達成できたと
考える。しかし、事前の児童センターや委託先の子どもと文化の森との打ち合わせが
足りなかったことが反省点として挙げられる。
名古屋経済大学との連携については、図書館の事業終了後に学生達が大口北保育
園・大口北児童センターを見学して、現場の学習を行うという相互協力の形が取れた。
加えて名古屋経済大学の職員をこれまであまり関係のなかった、関係部署やNPO団
体に紹介をして、今後の交流のきっかけ作りができたのではと考えている。
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