秘書広報課

した他、松江市・大口町において、それぞれ研究会を開催。これまでの調査の報告

とともに、今後の研究の進め方について話し合いをした。

また、平成30年2月には、全国の都道府県、市町村、博物館博物館協会に所属

する、図書館や大学など、およそ5,700箇所に堀尾氏に関する資料の所在に

ついてのアンケート調査を実施した。

この他、平成29年度は両市町の子どもたちの交流を図るとして、松江市で開催

されたサッカー大会に大口町のチームが参加し、子どもたち・指導者同士の親睦を

深めた。さらに、堀尾吉晴公が築城した松江城やその城下を巡るなど名所を見学し、

歴史を探求する中で多くの現地の方々とふれあうことができた。

<平成29年度主な交流事業>

()踊りを通じた交流~松江だんだん夏踊り・やろ舞い大祭~

松江開府の祖、堀尾吉晴公とその一行が松江城に入城する様子を再現した『松

江武者行列』に地域自治の皆さんが参加した他、

『松江だんだん夏踊り』に、本町

から22名が参加。

9月に本町で開催の『やろ舞い大祭』には、松江市から踊り2チームの参加が

あった他、10月に開催の『ふれあいまつり』には、松江市の特産品の出展を始

め、観光PRに参加いただいた。

()人事交流事業

平成29年9月中旬から10月までの1ヶ月間半、政策推進課職員1名を松江市

へ派遣した。

職員は地域振興課と観光文化課に配属され、ふるさと納税の事務処理の他、観光

事業の運営などに携わり、異なる環境のなかでの実務を遂行することで新たな発想

や取り組みを考える機会が得られたとともに、職場や地域の方々と親睦を深めるこ

とができ、有意義な経験となった。

 

()堀尾吉晴公共同研究会の開催

平成29年3月・平成30年2月の2回松江市にて開催。

平成29年9月堀尾氏ゆかりの地を松江市・安来市の職員とともに視察。

5成果及び評価

イベント等に参加していただくことで、町民のみなさんに松江市との姉妹都市

提携の周知と、両市町の住民及び行政間の情報共有と交流を図ることができた。

堀尾吉晴公共同研究会では、全国に向けアンケート調査を実施したほか、会議

においては、松江市・安来市職員に加え、浜松市の職員にオブザーバーとして参

加いただくことができ、今後の取り組みについて広く検討することができた。

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