事業番号
事業名

社会福祉推進事業

民生費

予算額

決算額

社会福祉費

国・県支出金

使用料等

社会福祉総務費

繰入金

地方債

社会福祉推進事業

その他

一般財源

総合計画

基本目標

健康で安心な暮らし

基本政策

福祉

1目的

民生委員・児童委員、更生保護女性会、保護司会、社会福祉協議会の協力を得て、

さらなる地域社会福祉の増進を図る。

2平成28年度までの経過又は課題

地域福祉推進に大きな役割を果たしている民生委員・児童委員が社会奉仕の精

神をもって、事業開始から5年が経過するドアノッキング事業に積極的に取り組

み、子育て家庭との良い関係が構築されている。平成28年12月に民生委員・

児童委員の一斉改選が行われることにより、ドアノッキング事業や高齢者の見守

り事業を始めとする民生委員・児童委員活動が新民生委員・児童委員にスムーズ

に引継がれることが必要となる。また、民生委員・児童委員の活動が赤ちゃんか

ら高齢者、障がい者と幅広いため、年々活動内容が増加している。

社会福祉協議会は、民間と公的機関・組織の両面のメリットを活かし、行政が

解決できない問題に対して取り組む役割を担っている。今後は、介護保険制度改

正による高齢者施策が変革して行くことに対応して、町の他部門とも連携し、社

会福祉協議会、町、住民のそれぞれが必要であると考えることを調整し実施して

いくことが重要である。そのため、今まで行ってきた事業の見直しも必要になっ

てくる。また、地域を支える地域住民が自ら支え合う地域力を上げるための人材

育成等をどのように展開するかが課題となっている。

3目標又は改善策

ドアノッキング事業により民生委員・児童委員は地域の身近な相談者として、

子育て家庭の身近な相談相手となり、課題を抱える親子を発見し、児童虐待の予

防や早期発見に繋げる。平成29年度は、平成28年12月に一斉改選があった

ことから新民生委員・児童委員に乳幼児から高齢者まで地域での見守りを行って

もらうための各種事業をスムーズに引継ぐため新任研修を行うだけでなく、行政

福祉こども課

としても積極的に情報交換を行い活動のサポートをする。

民生委員・児童委員の活動内容の見直しを図り、本来の業務の充実を図る。

地域のふれあいサロン等の立ち上げや運営支援を継続し、地域みんなで支える

しくみづくりにおける人材育成に努める。

4目標又は改善策に対する取組内容

民生委員・児童委員が、ドアノッキング事業や65歳以上の単身高齢者、75

歳以上の高齢者世帯の見守り事業等を行うことにより、地域の身近な相談者とし

て子育て家庭や高齢者世帯の相談相手となり課題を抱えた親子や高齢者を早期に

発見し、福祉こども課や健康生きがい課の窓口に相談に来られ、県の相談機関や

地域包括支援センター及び社会福祉協議会等につなげ課題解決に務めた。また、

毎月行われる民生委員・児童委員協議会終了後に高齢者等の情報交換会を地区民

生委員、福祉こども課職員、健康生きがい課職員、社会福祉協議会職員、地域包

括支援センター職員と行った。

民生委員・児童委員の活動の充実を図るため、グループに分かれて民生委員活

動の意見交換会を行った。

民生委員・児童委員の活動内容の見直しを図り、

本来の業務の充実を図るため、

検討部会を立ち上げ事業内容の洗い出しを行った。

5成果及び評価

民生委員・児童委員の活動内容の見直しを図る検討部会を立ち上げ、事業の洗い出

しを行うことができた。今後、内容を精査し他関係機関と調整したうえで、本来の業

務の充実を図っていきたい。

また、毎月の定例会後には、社会福祉協議会、地域包括支援センター、健康生きが

い課との地区ごとの情報交換会を実施し、地域と行政を繋ぐ民生委員さんの情報交換

会を行い、継続的な相談支援の強化を図り、リスクのある家庭の早期発見とその後の

迅速なかつ的確な対応を図っていきたい。

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