事業番号
事業名

母子通園事業

民生費

予算額

決算額

児童福祉費

国・県支出金

使用料等

児童福祉総務費

繰入金

地方債

母子通園事業

その他

一般財源

総合計画

基本目標

次代を担う子ども・若者の育成

基本政策

子育て環境の充実

1目的

国籍や性別、年齢、障がいなどにとらわれない、一人ひとりの人権が尊重される

共生社会の実現を目指し、就学前の心身に発達の遅れや心配のある児童に対し、ふ

れあいの場を与え、保護者とともに日常生活に必要な習慣を養いつつ、心身の発達

を助長する。さらに、保護者に対しては子育てにおける負担感、不安感の軽減を図

ることを目的とする。

2平成28年度までの経過又は課題

運動会・クリスマス会などの行事や、体操教室や音楽療法などの広い場所が必

要な療育については、保育園の遊戯室を借りて行うため、年間の各種行事や園庭

開放など保育園側と日程調整する必要がある。

保育園や幼稚園に就園後は、

就園できた安心感から、

療育を受ける機会が減り、

保護者の療育に対する意識の低下が見られる。

感覚統合療法を行うにあたり、母子通園担当職員だけでなく、保育士全体の勉

強会を行い共通理解していく。

3目標又は改善策

広い場所が必要な行事や療育については保育園側と遊戯室使用について日程調

整していく。

保育園や幼稚園に就園後の療育(事後フォロー)が出来るように、音楽療法や

母親学習会(療育の重要性について)を実施する。

感覚統合室の器具の使い方や感覚統合療法のプログラム内容等について、作業

療法士に助言や指導を受け実践する。

福祉こども課

4目標又は改善策に対する取組内容

運動会やクリスマス会及び体操教室等で遊戯室を利用する際、保育園や子育て

支援センターと調整し、行事等が重ならないよう進めてきた。

就園後の事後フォローの機会として音楽療法を実施した。また、母親の日頃の

悩みや不安の解消、就園に向けてのアドバイス等が聞けるよう、ぱんだ教室を経

験した保護者を交え、母親学習会を実施した。

感覚統合療法の遊具の使い方や効果について、

作業療法士から助言をいただき、

日常の療育で実践した。

5成果及び評価

保育園や子育て支援センターと連携を取りながら、体操教室や運動会等で活発

な動きがとれるよう北保育園の遊戯室を利用し療育を実践できた。

就園後の療育を受ける機会として、

音楽療法を活用し、

大勢の親子の参加の中、

実施することが出来た。指導者の指示に従い落ち着いて参加する姿を見て、保護

者からは、ぱんだ教室での療育の成果であると喜びの声が聞かれた。また、母親

学習会では、先輩のお母さん方から体験談や子育ての悩み、今後どうしていった

ら良いのか等のアドバイスを受け、母親自身の気持ちが楽になると同時に、今後

の目標等を立てるうえで良い機会になったと思われる。

平成29年度から母子通園棟として3部屋活用出来るようになり、感覚統合室

で日々感覚統合療法を行うことで、体幹やバランス感覚が鍛えられ、体力もつい

たと感じられる。

▲ぱんだ教室パンフレット

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