事業番号
事業名

保育園運営事業

民生費

予算額

決算額

児童福祉費

国・県支出金

使用料等

保育園費

繰入金

地方債

保育園運営事業

その他

一般財源

総合計画

基本目標

次代を担う子ども・若者の育成

基本政策

子育て環境の充実

1目的

保護者が就労などにより、昼間家庭で子どもの面倒をみることができない場合に

保護者に代わって保育を行い、子どもの健全育成を図る。

「豊かな心と丈夫なからだ

でよく遊ぶ子ども」という子ども像を目指し、保育所保育指針に基づき、養護と教

育が一体となり、一人ひとりの個性を育みながら、豊かな人間性を育て、生きる力

の基礎を培っていく。また、家庭との連携を密にしながら子どもの心身の状態を把

握し、

保護者に対する支援及び地域の子育て家庭に対する支援等を行う役割も担う。

2平成28年度までの経過又は課題

子どもが自分の体を使って動くことが少なくなっているため、子どもの体力の

減少が心配されていることから、日常の保育の中で、積極的に体を動かす工夫が

必要である。

北保育園の木造建築をきっかけに木育を保育内容や行事に採り入れている。北

保育園に限らず、町立保育園の特色として、保護者への発信も心がけ、さらに理

解を得るように努めていく。

食事において、家族内の食事の乱れを感じる為、保育園給食の中で栄養バラン

スやマナー等を知らせていく。

3目標又は改善策

平成29年度前半は、

北保育園の園庭工事があり、

限られた中での活動となる。

子どもたちの体作りや体力作りを考慮しながら、広い遊戯室や回廊等を工夫して

保育計画を立て、運動遊びを実践していく。

木育は、年間を通して計画的に行い、園生活の中で木と触れ合う等、木材の良

さを体感することで子どもの心を豊かにし好奇心を高めるなど、子どもの成長を

保護者と共に実感できるような活動展開をしていく。

福祉こども課

家庭の食事と保育園給食とのバランスを考えながら、栄養価のみならず食欲を

そそる美とバランスを考え、給食提供ができるように保育園給食を進めていく。

また、健康生きがい課と連携を取りながら進める食育の中で、食事の大切さや献

立の提供などを行い、子育て家庭への支援を更に進めていく。

4目標又は改善策に対する取組内容

平成29年度前半は、北保育園の園庭工事があったので、広い遊戯室や回廊等

を工夫して保育計画を立て、

子どもたちの体作りや体力作りを実践した。

後半は、

園庭が整備されたので、

芝生や高低を利用しながら、

園庭遊びを積極的に行った。

また、各保育園の特色を活かした保育園運動会を保育園ごとに実施した。

各保育園で実施している木育は、

「木造園舎での木育」

「地域の特色を活かした

木育」を目標に年間を通して計画的に実施した。年中親子マイ箸づくりについて

は、保護者に協力を得る工程部分を変えていき、さらに保護者へ協力、理解を求

めた。

「21世紀創造の森」への年長バス遠足は継続実施し、山の自然体験でリ

アルな伐採を身近で体験させることが出来た。

家庭の食事と保育園給食とのバランスを考え給食提供ができるよう、未満児の

給食提供について、保護者と密に話し合いを進めながら離乳食対応を実施した。

また、スチームコンベクションを各保育園に導入し、調理員実習を進める中でメ

ニュー幅を広げた。健康生きがい課と連携を取りながら進める食育では、和食の

だしについて話し合い、保育園給食や子育て家庭への発信に努めた。

5成果及び評価

各保育園の特色を活かした保育園運動会を保育園ごとに実施したことは、大き

な喜びや達成感、体力作りの成果に繋がったと感じている。また、北保育園にお

いては、運動会を芝生の園庭で実施し、園児の姿を保護者だけでなく地域の皆さ

んにも披露することが出来たと感じている。

各保育園で実施している木育において、年間を通して計画的に実施したことや

年中親子マイ箸づくりにおいて、保護者へ協力、理解を求める機会を増やしたこ

とで、保護者の理解を深めることが出来たと感じている。また、保育所運営委員

会において、木育の取組を報告することで、地域に発信出来たと感じている。

個々に合った未満児の給食提供について、保護者と密に話し合いを進めながら

離乳食対応を実施したが、個別対応の難しさを実感した。今後の継続課題として

いきたい。また、スチームコンベクションの導入により、メニュー幅が広がった

ため、今後は、栄養価を意識しながら、見て美味しい・食べて美味しい給食を提

供するとともに、食事を通して生活リズムを整え、子育ての楽しさを各家庭にも

発信し、子どもの心身の健康に繋げていきたい。

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