事業番号
事業名

健康づくり推進事業

衛生費

予算額

決算額

保健衛生費

国・県支出金

使用料等

保健衛生総務費

繰入金

地方債

健康づくり推進事業

その他

一般財源

総合計画

基本目標

健康で安心な暮らし

基本政策

健康

1目的

住民一人ひとりが「自分の健康は自分で守る」という意識を持ち、豊かな人生を送

るために主体的な健康づくりへの取り組みを支援するとともに、健康づくりの環境を

整える。

2平成28年度までの経過又は課題

健康おおぐち21(第二次)計画については、健康寿命の延伸・健康格差の縮小を

目標に推進を図り、4年が経過する。平成30年度の中間評価に向けた準備として、
既存の事業評価や調査が必要である。また、戸籍保険課と連携し、特定健診等実施計
画やデータヘルス計画の見直しに合わせた準備も必要となる。
「おおぐち健康マイレージ」は、平成28年8月から事業を開始したが、更なる啓発
が必要である。

健康推進員制度は、平成25年度第7期より定数を削減し、活動内容を整理しなが

ら時代に即した活動となるようポールウォーキングや「いきいき100歳体操」を取
り入れ活動を展開してきた。平成29年度は第9期1年目と新たな健康推進員の養成
年となるため、地区活動の継続や地域の中での健康推進員の位置づけを支援する必要
がある。

体力測定とポールウォーキングの普及は、平成25・26年度に養成した各ボラン

ティアと連携して事業や自主グループ支援を行っているが、ボランティアの高齢化等
により活動できる実人数の減少が課題となっている。体力測定は、BCG予防接種時
や老人クラブからの依頼など、年間を通じた参加者があり、健康まつり時には家族単
位での参加はあるが、30代・40代の働き盛り世代の実施者が少ない。ポールウォ
ーキングは、町内7か所で自主グループが立ち上がり、健康推進員の任期満了による
活動の存続が危惧される。

3目標又は改善策

平成29年度は、健康おおぐち21(第二次)計画の啓発と推進を図り中間評価に

向けた準備のため、健康づくり推進協議会及び専門委員会を開催し、また有識者によ
る事業評価を行いながら、健康づくり推進活動を引き継ぐ。
「おおぐち健康マイレージ」は、特に子育て世代や働く世代の健康づくりのきっかけ

健康生きがい課

として取り組む。さらに町民のほか町内企業の在勤者への周知、啓発を行う。

健康推進員制度は、第9期1年目を迎えるため、新たな健康推進員に対し、

「自分

の健康は自分で守る」

「地域の健康を見る目を養う」ことを目的に研修会を開催し、一

方で、地区活動の継続や推進の支援を行う。また、任期終了後の地域での健康づくり
の担い手として、健康推進員の役割と地区における位置づけを整理する。

体力測定とポールウォーキングの普及啓発については、現ボランティアの実人数や

年齢などの背景を踏まえ、新たなポールウォーキングリーダーと元気づくりサポータ
ーの養成を行う。体力測定は、運動施設指定管理者との連携を強化し、30代や40
代の働く世代を対象に体力測定の意義を含めた一層の周知・啓発を図る。ポールウォ
ーキングは、住民間での波及効果を期待した普及支援を図る。

4目標又は改善策に対する取組内容

おおぐち健康マイレージ事業は、ホームページや乳幼児健診、健康まつりにおいて

チャレンジシートを配布した。また、大口町勤労者協議会総会において事業内容を説

明し、町民及び町内在勤者に参加を呼びかけた。

各地区から選出された57人の健康推進員に第9期健康推進員を委嘱し、研修会の

参加や地区での結核・肺がん検診の協力、ウォーキング大会の開催、地域での健康づ
くり活動を支援した。

ポールウォーキングは、町で実施する健康講座や健康まつりにおいて自主グループ

活動を町民に周知するとともに、各地区自主グループの中心メンバーを対象とした研
修会を開催した。

体力測定は、希望する老人クラブ等において実施した。また、元気づくりサポータ

ー養成講座を開催し2万人体力測定の協力者を養成した。

5成果及び評価

おおぐち健康マイレージ事業には、64人が参加した。健康まつりにおいて参加を

呼びかけたことで保健事業に参加しない町民が参加した。健康づくりに取り組むきっ
かけの一つとして健康マイレージを活用してもらえるよう周知方法や気軽に楽しく
取り組めるように内容を見直す必要がある。

健康推進員の協力により円滑に地区での結核・肺がん検診を行うことができた。ま

た、ポールウォーキングや調理実習等の開催により多くの町民が身近な場所で健康づ
くりに参加することができた。

ポールウォーキングリーダーの活躍により各地区でポールウォーキングが継続し

て実施されている。地域の健康づくりを推進するために今後もリーダーの育成が必要
である。

体力測定の実施は、20歳代から高齢者まで幅広い年代の町民に体力及び運動習慣

について関心を持ってもらうことができた。元気づくりサポーター養成講座には16
人が参加した。サポーターを有効に活用し体力測定の実施者の増加を図る必要がある。

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