- 3 - 

 

(5) 多彩なおはなし会を開催すること、町内の読み聞かせ団体との連携を目的にお

はなし会を複数の子育て支援団体と協働で実施した。また、DVDの上映会も年
2回開催した。 

(6) 新しい本との出会いの場となるように、特設コーナーを図書館内で3ヶ所設け

て、月に1度企画の変更を行った。 

(7) 本年度で3回目となる「移動プラネタリウム」は季節により見える星が違うこ

とから開催する季節を本年度は冬に変えて、

「冬の夜空は最高!プラネタリウムが

やってきた!」と銘打って開催した。プラネタリウム開催に合わせて特設コーナー
で、星・星座の企画展示を行った。 

(8) 各児童センターでの「出張読み聞かせ」を多様な本を読み聞かせしたいとの思

いから3歳児が集まる「ひろば」に変更した。 

(9) 「おはなしサポーター養成講座」を今まで以上に幅広い人を対象として、絵本

の楽しさ、読み聞かせの大切さを知ってもらうために、本年度初めて絵本作家の
“とよたかずひこ”さんのおはなし会及び講演会を開催した。 

(10) 今まで図書館を利用したことのない新たな利用者に図書館を知ってもらうこ

とを目的に、本年度で4回目となる「憩いの四季・図書館まつり」を2月2日・
3日の二日間開催した。 

(11) 図書の選書については、利用者により興味を持ってもらえるように本の売上ラ

ンキングや本屋の陳列図書なども参考にしながら、最新の情報を的確にとらえ、
利用者ニーズに応えられるようにした。 

 

5 成果及び評価 

(1) 「人が集まる空間づくり」建設候補地の絞り込みの検討を行い、図書館・地 

域協働課で提言書をまとめたが、提言まで至っていない。 

(2)  図書館内にある掲示スペースに幼稚園・保育園児の絵の展示等を企画したが、

調整がつかずに開催に至っていない。多くの方に図書館に来てもらえるようにす
るために、来年度以降も幼稚園・保育園に働きかけていきたい。 

(3)  まちネット大口が開催する夏休みチャレンジ講座に「オリジナル絵本を作ろ

う!」という企画で初めて参加したが、定員一杯の参加者があり、小学生に本に対
する興味を持ってもらうことができた。 

(4)  図書館通信の持ち帰りの枚数は多くなってきており、図書館の利用者の方に浸

透してきたと思われる。ホームページは最低月一回内容の更新を行い、図書館か
らの積極的な情報発信を行った。 

(5)  多彩なおはなし会とするために複数の子育て支援団体(4団体)と協働で年6回

実施し、285名の参加者があり、子ども達には本の楽しさやおもしろさを伝え
ことが出来た。また、ディズニーの短編や日本の昔話を上映する「子どもえいが
会」も夏と冬の2回午前と午後開催して、229名の参加者があった。 

(6) 特集コーナーは好評で、一つの特集コーナーで50冊から100冊の本の展示

を行うが、ほとんど借りられて残っていないという状況が度々見られた。図書館
から利用者への新たな本の提案という目的は達せられていると考える。 

(7) 移動プラネタリウムの開催を季節により見える星が違うことから冬の開催に変

更した。また、本年度は星の見え方は、地球のどの位置から見るかにより、違 う
ことを体験してもらうために同日の同時刻の大口町・北極・赤道・南極の夜空を
見るプログラムとした。143名の参加者があり、大人の参加者が44%で大人か
ら子供まで楽しめる事業となった。