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学校給食センター 

4 目標又は改善策に対する取組内容 
  臨時職員(調理員と配送員)の家庭の事情等による急な退職があり、手書きの募集 

のポスターを役場と健康文化センター等の掲示板に貼ったり、ハローワーク犬山で募 
集を行った。 

  給食の残菜量を減らす取り組みとして、毎日、日常点検表に学校ごとに残菜量を記 

 録した。6月と11月にそれぞれ5日間、主食と牛乳を含めて残菜量調査を行った。

 

 2月に各小中学校の児童・生徒と教職員全員に「学校給食についてのアンケート」

 

調査を行った。 

  学校給食における地産地消の推進は、農業生産団体に可能な限り地場産物の提供を 

 お願いした。 

学校給食栄養報告の充足率を国が示した学校給食摂取基準を満たすために、鉄分強 

化食品(デザート類・ふりかけ)や食物繊維を補う食品(海藻類・果物・イモ類)を 

1年間の給食で計画的に使用した。 

 

5 成果及び評価 

臨時職員の調理員と配送員を募集したが、中々応募者がなかったため手書きの募集 

のポスターを役場と健康文化センター等の掲示板に貼って周知を行った。 

また、ハローワーク 犬山でも募集を行った結果、臨時職員の調理員と配送員につ 

いては、1月に定員に達した。 

令和2年度から「会計年度任用職員制度」が施行されることになり、調理員と配送  

員を改めて募集することとなったが、臨時調理員と配送員全員から応募があり、引き  
続き経験ある方を採用でき安定運営が実現した。 

  学校給食センターの栄養教諭と学校栄養職員が、各小学校の給食時間と中学校の授 

 業時間に全クラスを訪問して食の大切さを児童・生徒に教えると共に、各学校の給食 

指導の先生にお願いして残菜量の減少に努めたが、1人1食あたりの残菜量を平成3 

0年度と令和元年度とを比較して主食・副食の残量、牛乳の残本率ともに、令和元年 

度の方が増加している。 

学校給食の献立を作成するにあたっては、学校給食実施基準に基づいて、多様な食  

品によるバランスのとれた栄養摂取を目指しているが、児童・生徒に行った「学校給  

食についてのアンケート」結果によると、児童・生徒とも給食を食べ残す理由のうち  

最も多いのが「嫌いなものが出るから」が挙がっている。 

「食べず嫌い」なのか、調理方法によるものなのかを今後、栄養教諭と学校栄養職 

員が中心となって各学校の給食指導の先生とも連携して残菜量と牛乳の残本率の減 

少に引き続き努めたい。 

  また、

「学校給食についてのアンケート」の、学校別・学年別・男女別等の集計がで 

きていないので早急に集計して、その結果の公表と安全・安心でおいしい給食作りに 
務める。 

  なお、学校給食に使用した地場産物の品目数は、昨年度と比べて1品目少ない4品 

目であったが、学校給食摂取基準を充たすために1年間、鉄分や食物繊維を補う食品 

を計画的に使用して、国が示した学校給食摂取基準に近づけることができた。 

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