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福祉こども課 

⑷ 令和元年度は、民生委員・児童委員の一斉改選の年にあたり、多くの委員が交

代する見込みである。新たに委嘱を受けた民生委員・児童委員に対し、これまで

の事業がスムーズに引き継けるよう行政として積極的に活動のサポートをしてい

く。 

⑸ 社会福祉協議会が実施している地域のふれあいサロン等の運営支援を継続し、

地域みんなで支えるしくみづくりにおける人材育成に努める。 
 

4 目標又は改善策に対する取組内容 

⑴ 民生委員・児童委員が各担当地区における高齢者への見守り事業や子育て家庭

へのドアノッキング事業を全員で進めた。その中で問題を抱える事案について

は、健康生きがい課、県の尾張福祉相談センター、地域包括支援センター、社会

福祉協議会の協力を得ながら解決につながるよう努めた。 

⑵ 民生委員・児童委員県外研修では、平成30年度から引き続き防災をテーマと

して福井県福井市の福井市防災センターに赴き、自死をテーマとして福井県坂井

市など現地研修を行った。特に、自死をテーマとした研修においては、担当者よ

り直接、自死の実態についてお聞きすることができ、令和元年度は、

「自殺対策

計画」の計画初年度でもあって大変有意義な研修となった。 

⑶ 平成30年度から引き続いて、民生委員・児童委員33名を3グループに編成

し、これまで民生委員・児童委員が参加していた行事の見直しを中心に活動内容

の一部を見直した。 

⑷ 民生委員・児童委員の一斉改選を迎え、新しい民生委員・児童委員への引き継

ぎをスムーズに進めるため、民生委員の発案により、これまで民生委員・児童委

員が実際に経験したケースを一つにまとめた「事例集」を作成し、新しい民生委

員・児童委員へ引き継いだ。 

⑸ 社会福祉協議会が実施している地域のふれあいサロン等の運営に関する支援を

行った。 

 

5 成果及び評価 

⑴ 平成30年度から引き続き、民生委員・児童委員活動の見直しを進めた結果、

各種行事への参加が対前年度比で約20%減少し、目標であった「約30%削
減」に向け、大きく前進することができた。逆に訪問回数が前年度と比べ14%

増加し、高齢者見守り、ドアノッキング事業の活動に専念することができた。こ
のような結果から、地域の身近な相談者として、民生委員・児童委員一人ひとり
が過剰な負担がかからない範囲で、様々な活動に参加し、困っている人たちへの

支援につなげられたことは評価できる。 

⑵ 令和元年度は、民生委員・児童委員の一斉改選が行われたが、大きな混乱もな

く、全員の理解と協力のもとスタートできた。 

⑶ ふれあいサロンについて、令和元年度には上小口地区にも開設され、着実に地

域福祉活動が広がっていることは評価できる。   

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