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健康生きがい課 

⑶ 身近な地域で運動できる機会を提供するために、ポールウォーキングの自主活動が継

続できるようリーダー研修を実施する。 

各地区で行っている自主グループ活動の参加者の中で、今までに講習を受けていない

ポールウォーキング初心者に対し、効果的で安全なウォーキングができるよう講習会を
実施する。 

⑷ 健康づくりに関心のない人や情報が十分に届かない人、就業や育児で参加できない人

等に対して、必要な情報が届くよう広報誌、ホームページ、あんしん安全メール、職域
との連携等による周知・啓発をしていく。また、健康づくりを普及するボランティア団
体や健康推進員との協力体制を築き、健康おおぐち21第二次計画中間評価後のそれぞ
れの分野の方向性に沿って事業を推進していく。 

 
4 目標又は改善策に対する取組内容 

⑴ 健康推進員の研修会を7回実施し、各地区において地域の実情に応じた健康推進活動

を展開した。また、活用しやすい活動交付金にするため返還ができるように交付金要綱
を改正した。 

⑵ 老人クラブの体力測定やBCG予防接種時に体力測定を開催した。老人クラブの体力

測定は介護グループや地域包括支援センターと連携し、生活機能チェックを実施した。
生活機能チェック実施者のうち対象者には介護予防事業(口腔機能向上)を案内し、参
加につなげた。体力測定参加者の運動機能の維持向上のために体力測定活用講座を実施
し、延べ111名が参加した。 

⑶ 初心者に対してポールウォーキング講座を開催し、また、自主活動参加者やリーダー 

のスキルアップのため講習を行った

 

⑷ 「歯と口の健康づくり推進条例」の制定に向けて、健康づくり推進協議会を開催し、

令和元年12月に公布した。受動喫煙対策では、7月から施行された公共施設の禁煙に
ついて、商工会会員への周知と併せ、ホームページによる啓発などに取り組んだ。地域
での健康教育や広報、広報無線、メール配信などで健康づくりの周知啓発をした。 

 
5 成果及び評価  

⑴ 健康推進員地区活動では各地区で「いきいき100歳体操」などの運動の取り組み

や、高齢者のフレイル予防、高血糖予防、免疫力を上げる食事などをテーマに栄養実習
が開催され、地域で健康づくりの取組みができた。 

⑵ 老人クラブの体力測定時の理学療法士による指導や体力測定活用講座など、体力測定

をきっかけに運動機能の維持・向上のための行動変容の支援ができた。また、日々の運
動習慣につながるよう「いきいき100歳体操」やポールウォーキングなど個人が取り
組みやすい運動方法の啓発を継続し、体力測定をきっかけにした健康づくりを支援する
ことができた。子育て中の方を対象にも体力測定を実施したが参加者は減少しており、
実施場所や実施方法の検討が必要である。

 

⑶ ポールウォーキング講座を通してリーダーの技術の向上が図れた。健康まつりや町民

体育祭などのイベント時の啓発や町内6か所でポールウォーキング自主活動が行われ、
住民主体の活動が継続できた。 

⑷ 地域職域との連携や受動喫煙対策、歯と口の健康づくり推進条例の制定などを通して

健康づくりを支える環境整備に取り組むことができた。

「自分の健康は自分で守る」とい

う意識を持ち、町民一人ひとりが健康づくりに取り組むために、地域の組織や団体との
連携や有効な方法で啓発し、対象者を絞り地域に出向き健康教育を行っていく必要があ
る。 

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