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まちづくり推進室 

現在は大口町の魅力をまとめたものが無いため、大口町の魅力を簡単に伝えるこ

とができるものを作成する。 

一人でも多くの職員がシティプロモーションの視点を考慮して事業を進めること

ができるような取り組みを検討する。 

定住促進のための住宅または住宅地の提供について、町有地の有効活用や空家の

活用、地域や不動産取扱業者との連携を検討し、これらの連携のうえに定住のため
の総合相談窓口の開設を検討する。 

 
4 目標又は改善策に対する取組内容 

住民有志のグループ、NPO法人まちねっと大口、行政の3者の協働により、月

1回程度ワーキング会議を行い、住民有志グループを「おおぐち宣伝部」とグルー
プで命名し、士気を高めてプロモーション事業の企画から運営について協議しなが
ら進めてきた。 

まちの魅力発見、発信の取り組みとして、4月には大和屋大口工場まつりに出店

するとともに金助桜まつりとの会場をつなぐスタンプラリーを実施した。6月から
8月にかけて、まちの魅力を発信するキャッチフレーズを一般公募し、大口中学校
の生徒を対象にロゴの募集を行った。まちの企業の魅力を発見・発信するために、
9月と11月に町内企業の見学ツアーを実施した。11月のふれあいまつり及び1
月の成人式には、大口町の魅力を集めるアンケートを実施した。 

毎月1回行っているワーキング会議は、旧住民グループ以外の一般の人や職員な

どの参加を促すため、閉鎖的な会議室ではなく、健康文化センターのロビーで開催
する工夫を行った。 

アンケートなどから「大口町といえば五条川・桜」といったキーワードが多数を

占めることから、プロモーションに使用するリーフレットに「桜」を題材に、五条
川に桜が植えられたいきさつから住民の手による保全活動、現在の状況やプロモー
ション媒体となっている箸までを取り上げ、町民が桜を自慢できる素材を扱った。 

定住促進のための空家の活用や移住定住に向けた支援制度を創設し、平成31年

度から運用できるよう取り組んだ。 

 
5 成果及び評価 

  おおぐち宣伝部、NPO法人まちねっと大口、行政の3者の協働で話し合う中で、

まちの魅力を集め、発信する取り組みができた。イベント等への出展時に行った町
の魅力をクイズ形式にして発信する啓発は、興味をひきやすく参加率が高い。今後
も、1人でも多くの住民がプロモーション活動に取り組み、町内でのまちの魅力の
情報量を増やし、シビックプライドを育むために、魅力発見ツアー、町内企業めぐ
りなど、おおぐち宣伝部、NPO法人まちねっと大口と話し合いながら協働でまち
の魅力発見、まちの魅力発信の取り組みを進める。

 

月1回の定例会は新たなメンバーや集客を狙って開かれた場所で行ったが、新た

な参加者はなく、今後のプロモーション活動の継続のために、新たなメンバーの掘
り起こしが課題である。 

移住定住促進制度は広く住民に周知し、企業等への紹介が必要である。 

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