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町史編さん室 

 

『愛知県統計年鑑』

『愛知県農林水産統計書』

『国勢調査報告書』から、大口町関連の 

主だった各種統計データをエクセルによりデータ化に着手し7割程度進めた。 

(3)町史編さん講座の開催 

  5月に「現代史とは何か」を理解するために勉強会を行った際、町民の方に 

も開放し反響を得た。これを契機に、2か月に一度(計6回)講座を開催した。 

(4)聞き取り調査の実施(8人、1団体から聞き取り調査を実施) 

(5)編集委員会準備会議の開催 

12月から3月の間で月1回開催、講座及び聞き取り調査に熱心であった人 

に集まっていただき、新しい町史の目次の素案を作成。 

 

5 成果及び評価 

(1) 基礎資料の作成については、計画どおり進めることができた。また、各種統計デ

ータのエクセルデータ化を予定以上に進めることができた。平成30年度後半か

ら募集し、調査協力員として協力いいただいた町民の方の力により、遅れ気味で

あった工程が一気に挽回され、予定以上に進めることができた。 

(2) 町内在住の方から、父親が書いた昭和3年から昭和51年までの日記を貸し出し 

てもよいとの申し出があり、これを借用することになった。写真撮影から出力作

業までに2か月半を要したが、お借りした日記には、その時々の世相や大口の様

子、戦争を挟んでの意識の変化など、実に多くの情報を得られる貴重な史料とな

ることが徐々にわかってきた。 

(3) 町史編さん講座を2か月に1回、定期的に開催することができた。興味のあるテ

ーマの時だけ受講する方、毎回楽しみにして受講される方など受講者は様々であ

ったが、関連する体験談をいただくことも多く貴重な時間となった。 

(4) 熱心な講座受講者や情報提供者に恵まれ、これらの方々に参集いただき編集委員

会準備会議を開催し、意見を集約しながら目次の素案作成を進めることができた。

調査協力員の活躍も含め、町民参加の町史づくりという面では理想的な展開とな

った。 

 

町史編さん講座の開催日と内容 

第1回 町史編さん講座の様子 

 

開催日 

内容 

第1回(30.5.13) 

現代史とは 

第2回(30.7.15) 

戦後以降の大口の歴史 

第3回(30.9.9) 

戦後の愛知県政と大口の歩み 

第4回(30.11.18) 大口の生き物、日記を読み解く 

第5回(31.1.20) 

地名のいわれ、日記を読み解く 

第6回(31.3.16) 

人物伝、日記を読み解く 

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