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地域協働課
助成金については減少傾向にある。制度開始から10年が経過する中で、まちづく
りにおける「地域」の担う役割の重要度が増してきており、現行のNPOを主体と
した応援制度の在り方を見直し、地域自治組織、行政区等の地縁による団体まで支
援の対象を拡大した。今後も多様化するまちづくりの担い手に対応し、ニーズに合
わせた仕組みを構築することが必要である。
3 目標又は改善策
(1) 中間支援団体とともに活動団体と地域とが連携するきっかけづくりを行い、対等
な立場でディスカッションできる場や学びの場として、スキルアップ講座や協働フ
ォーラムを開催する。
(2) 誰もが集える空間づくりのあり方について「人が集まる空間づくり検討会」にお
いて提言書をまとめた。今後は、“人が集まる空間づくり”の実現に向けて新たな
検討段階に進めていく。
(3) シニア世代や若者がまちづくりに参加・参画できるきっかけづくりを行い、個人
での活動も応援する中で、まちづくりの担い手を発掘する。
(4) まちづくり応援の仕組みの対象が拡大したことを周知徹底し、様々なまちづくり
の担い手への支援を充実させる。
4 目標又は改善策に対する取組内容
(1) 活動センターで実施する事業やスキルアップ講座等は、NPO、地域にこだわら
ず町内で活動する団体を対象に実施した。まちづくり協働フォーラムでは、地域団
体などの活動事例発表から今後の活動の進め方について考える機会とした。
(2) 人財発掘のため「65歳の同窓会」を実施。定年後の地域での過ごし方、関わり
方を考える機会とした。
(3) まちづくり応援の仕組みの対象拡大や申請時期の変更など運用の変更について
説明会を実施した。
5 成果及び評価
(1) スキルアップ講座では団体交流会を実施し、NPO団体だけでなく、行政区、地
域自治組織、文化協会と幅広い参加が得られたことで、秋田区とウィル大口スポー
ツクラブの連携による地域での健康麻雀が始まった。団体からの要望も多い事業で
あるため、今後も継続して実施し、新たな取組みが生まれる場としていきたい。
(2) 65歳の同窓会では、有名人の講演などにより初回は50名程度の参加があった
が、全3回行う中で減りつつも今後も集まりを続けていこうと話し合われたが実現
には至らなかった。現在の65歳は未だ働いている人も多く、地域での活動に参加
するのが難しいのではとの声も聴かれた。参加は難しくとも地域での過ごし方を考
えておく世代ではあるため、今後も継続して実施していく。
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