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福祉こども課
3 目標又は改善策
(1) 来年度は、職員の勤務時間が解消されるため、単独・親子クラスの通園日数の充
実を目指していく。
(2) 町立保育園や大口中保育園、幼稚園との連携及び就園後の(事後フォロー)を
実施する。また、音楽療法や母親学習会(療育の重要性について)を開催する。
(3)母子通園に通う子ども一人一人の課題について、作業療法士に相談をする。また、
感覚統合療法のプログラム内容についても助言や指導を受け実践する。
(4) 地域包括支援センター相談員との定期的な話し合いの場を設けさらなる連携を
深める。
4 目標又は改善策に対する取組内容
(1) 通園する子どもの発達の状況から療育日数の確保を設定し、職員間で連携しなが
ら単独・親子のクラスの運営を進めた。また、作業療法士に感覚統合療法のプログ
ラムについて助言、指導をいただき、療育の中で実践した。
(2) 保育園や幼稚園へスムーズに就園できるよう連携を深める一方、就園後の事後フ
ォローの機会として、音楽療法を行った。また、母親の日頃の悩みや不安、就園に
向けてのアドバイス等が聞けるように、ぱんだ教室を卒業した子どもを持つ保護者
との母親学習会を開催した。
(3) 地域包括支援センター相談員との定期的な話し合いの場を持った。
5 成果及び評価
(1) 職員体制が4人となったことで、保護者の希望する療育日数の確保や単独・親子
クラスとしての運営ができたことはよかった。
(2) これまで就園に向けた連携が保育園のみであったが、今年度より幼稚園にも拡大
でき、幼稚園を希望する親にとってスムーズに進めることができるようになったの
は評価できる。また、母親学習会を開催したことで、先輩保護者からの体験談やア
ドバイスが受けられ、母親自身の心のケアや今後の子育ての参考にもなり、成果が
あったと考えられる。
(3) 母子通園以外で、親の悩みや相談について社会福祉士の相談員が気軽に相談を受
け、子育てに対するアドバイスができている。
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