4-2-2 (3)
環境経済課
4 目標又は改善策に対する取組内容
家庭系ごみについては、50音別ごみ分別早見表や資源ごみ分別啓発動画を有効
に活用できるよう、HPに掲載してPRに努めた。事業系ごみについては、分別が
徹底されていない事業所を訪問し、分別指導とごみの減量を依頼した。また、剪定
枝、草及び葉については、可燃ごみとして捨てずに有機資源保管所を利用してもら
えるよう、広報誌等を通じてPRするとともに、50音別ごみ分別早見表の外国語
版については、
日本語を不得手とする外国籍の住民に対する分別の周知徹底のため、
作成及び配布に向けて検討を行った。
また、生ごみ堆肥化事業は、従来どおりワークセンターと協力し、定期的な生ご
み回収と堆肥配付を実施した。需要と供給が安定するよう、現状把握に努めるとと
もに、余力があれば更なる普及啓発に努める。
更に、資源リサイクルセンターの運営については、簡易空調設備を導入し、直接
住民と関わる担当職員の職場環境改善を図るとともに、利用者にも配慮した環境整
備と利便性向上に努めた。
5 成果及び評価
家庭系ごみについては、50音別ごみ分別早見表の導入等のPRにより、ある程
度分別が徹底されるようになった。また、事業系ごみについては、事業所への定期
的な訪問確認を実施し、改善へと導くことができた。更に、剪定枝、草及び葉につ
いては、広報誌等によるPRを継続実施したことで、可燃ごみとして捨てず、有機
資源保管所の利用により安定した収集量が得られた。
一方、50音別ごみ分別早見表(外国語版)については、町内在住外国人の世帯
数や国籍、公用語等の把握と費用対効果を含めた検討が必要であるが、地域コミュ
ニティの活用等、他の手法による代替案がないかを今一度検証する必要がある。
また、年々、河北地区における生ごみの収集量が減っており、普及啓発に注力し
なければならない。堆肥化推進の一方で、需要把握に努め、適正な需要と供給の関
係を把握しながら、無理と無駄のない事業を実施する必要がある。
更に、資源リサイクルセンターの運営については、昨年度施行した駐車場舗装に
よる砂埃対策と簡易空調設備導入に伴う環境改善の結果、職員にとっても利用者に
とってもより良い施設環境となったと認識している。
- 95 -