「八剱社拝殿」

八剱社拝殿
幕末に当たる文久3(1863)年に再築されたもので、明治35年に修理を受けているが、当初の部材を比較的よく残し、彫刻の状態も良好である。彫刻は妻側に竜と唐獅子、桁側に狩猟図や騎旅図など、何かの古事・物語に取材した情景が展開されている。


「掘尾氏邸宅跡」

掘尾氏邸宅跡
八剱社境内は、のちの松江城主堀尾吉晴累代の邸宅跡といわれている。堀尾氏は、鎌倉時代の終り頃御供所の地に移り住み尾張国守護斯波氏に仕え、戦国時代に織田信長、豊臣秀吉の臣となって戦功をたて、浜松12万石より松江24万石を領したといわれている。現在は、八剱社境内にある壕の跡が居館があったことを偲ばせるのみである。

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